職場でのモラハラ対策

こんにちは、ブログライターのmisaです。

サラリーマン、OLとして仕事をしている以上人間関係での悩みは多少なりともあると思いますが、その人間関係の悩みの中でもやっかいなのがモラハラとパワハラ。

精神的な嫌がらせ、いじめと言われるモラハラの原因や、モラハラの対象になりやすい人はいるのか、またどんな対策があるのかを書きとめていきたいと思います。

まず、モラハラとパワハラはどういう風に違うのか?

パワハラとはパワーハラスメントの略で、パワー炸裂、暴力的ないじめであるのに対し、モラハラはネチネチといじめる言葉の暴力や態度など精神的な圧力をかけるモラルハラスメントの略のことです。

ハラスメントは弱いもの、又はいじめとする対象に対して圧力をかけることです。

どっちも陰険ですね。

堂々とみんなの前でいじめ倒すパワハラも許せませんが、モラハラは本人にしかわからないように嫌がらせをするのでもっと陰湿な感じがしますし、卑怯です。

モラハラは精神的虐待ですが、はっきり言うと弱い者いじめ。

弱いとくくっては語弊がありますが、モラハラをする人は自分よりも強いと思う人には攻撃をしません。

モラハラをする人はおとなしくて「何か言っても言い返してこないだろう」と、本能的に感じ狙った相手を攻撃してくるのです。

パワハラや、モラハラ対象となる人は真面目で、優しい人が多い。

言い返してくる相手だと思ったら攻撃はしない、ずるいのです。

実際モラハラされる側も分からない場合も多いらしいのですが、それは何故かといいますと、

〇厳しい事を言っているのは指導の一環だと思っている。

〇そう言われるのは、自分が悪いのだ。

〇自分はおとなしいから相手をイラつかせているのだ。

そんな理由から決して相手が悪いとは思わないで、自分に原因があるのだと思い込んでしまう。

そんな性格をモラハラする人間は見抜いているのです。

そんなことをする人間は人格的な偏りがあるのだと思います。

後ほどそのことには触れますが、人格的な偏り≒人格障害と言うことなのです。

普通の考えを持つ大人だったらパワハラ、モラハラはしない。

また、普通の常識ある人の集まりの職場ではこういったハラスメントはあまりないそうです。

不思議ですが、私はこう思いました。

トップや、上司にあたる人がとても人間的に尊敬が出来て部下を思いやる人だったら、パワハラや、モラハラする人はいないと思います。

上司がパワハラでどうしようもない人だったら、職場の空気も悪いし、まとまりも悪い。

トップが大パワハラなら、中パワハラ、小パワハラが蔓延しているのではないでしょうか。

たまたま、そういった意地の悪い人が集まっちゃったのか、連鎖反応でそういう体質になってしまったのか!

「ここは人間関係が良くていい会社です」と、言うところはたいていみんなが良い人。

たまたま体質の悪い職場に入ってしまって苦労をしている人もいるのです。

モラハラされる本人は全然悪くないのに・・・

まずモラハラは肉体的に傷をつけるわけではないので、誰に相談しても中々信じてもらえないことが多いのです。

これはモラハラだ!と気が付き、精神的苦痛を強いられているのであれば何か対策を練らないと仕事をする気まで失せてしまいますね。

とにかく、モラハラする理由は精神的な苦痛を与え、自分が心地よくなることなのですから対策を練らないと中々その状況から抜けることが出来ません。

自分で対処できる人は自分で戦い、勝ち取れます。

まさか、逆らうなんて相手は思いも寄りませんから、何かされたらこっちでも言い返すのです。

言い返した結果、さらに職場に行くのが困難になると感じたら、これは保留。

その人間と離れれば問題が解決するのであれば、対策はいろいろありそうです。

ただ、小さな会社などで、職場の異動が難しい場合、別の対策を考えなくてはなりませんが。

1.言い返す。
2.さらに上司の人にこの事実を知ってもらう。
3.堂々としている
4.「それがどうしましたか?」のような無関心の態度を見せる。
5.出来ることなら大げさにパフォーマンスをする。

2番の上司に事実を知ってもらうためにはICレコーダーで録音しておくことが良いかもしれません。

5番はこちらが騒ぎ立てると、手ごわい相手だと思い、相手もターゲットを外すでしょう。

上にあげた5つの対策はおとなしくてまじめな人は難しいかもしれません。

ガマンをしているうちにどんどん日にちは過ぎていき、自分さえ我慢していればと騒ぎ立てる事も良しとは思わない。

そんな状態が続き、いつの間にか精神状態も正常状態を保つことが出来なくなり、うつ状態になってしまう人も最近は少なくはないようです。

新聞やテレビでもパワハラ、モラハラが原因でうつがひどくなり、ついには自死してしまったと言うケースがいくつかあるとニュースで知りました。

そこまで我慢するくらいなら、そんな職場なんてやめてしまえ!

そう思う人も多いと思いますが、一度うつになりトンネルの中に入ってしまった場合は「会社を辞める。」と、言う選択肢はないのです。

そんなことを考える正常な感覚は麻痺をしてしまって、

「自分が悪い。この世からいなくなったらどれだけ楽だろう。」

「もう何も考えないで、辛いことから抜けることが出来るにはこの世からいなくなること、それしかない。」

そんな思いを突発的に考えてしまうと、「死」を意識してしまうのです。

「こんなに辛かったら会社を辞めればいいんだ」

こんな風に楽感的には考えられなくなってしまう。

まわりの誰かが気が付けば良いのですが、家族も気が付かない、同僚も何か最近変だな程度にしかわからない場合は危険です。

おひとりさまの記事を書いていますが、それこそ家に帰ればだれもいない、一人暮らしとかだったら尚更のこと。

強い意志と、、鈍感力、アバウトさ、特に、最近「鈍感力」は生きていくうえで、必要とも言われています。

小さな事には気にしない。

気にしない態度でいるとモラハラを仕掛けてくる人間もつまらないのです。

リアクションがある人間の方がいじめやすい。

リアクションとは、敏感に反応してオドオドしてみたり攻撃によって傷ついている人間の方がいじめ甲斐があると言うもの。

と、言うことは「反応しない」と言う態度を見せる。

取りあえずは、「どうもすみません。」と言葉では謝っているけど、そんなのへでもない的な態度を垣間見せる。

とにかく、ターゲットに対して、いじめ抜くことがパワハラ、モラハラ人間の快感なのですから。

勝ち目はないな、この職場にいることが耐えられないと思ったら、退職も視野に入れて最悪の状態を回避しましょう。

精神的に追い詰められたら退職と言う言葉でさえ、頭から消えています。

モラハラは職場だけには限りません。

最近は「ママ友いじめ」の話を聞きます。

やはり、モラハラ的攻撃してくるのは強い女性。

ターゲットにするのはおとなしそうな女性をターゲットにするのです。

ママ友間のいじめってと不思議に思いますが、テレビでもママ友いじめを題材にしたくらいリアルに起こっていることです。

子供に「誰々ちゃんと喋ったらダメ。」「あの子とは遊ばないでね」「誰々ちゃんのママとは話をしたらダメ」と、自分の子供にも仕掛ける。

ママ同士では無視して、仲間に入れない、情報を伝えない、ありもしない噂話を広げる

ターゲット以外の他のママ友を自分の囲いの中に入れてグループを作る。

たぶん、ちょっとしたことでもありそうです。

私が公園に犬の散歩をしてると、「あ!あるお母さんの悪口を言っている」ようなママ友の場面が何回かありました。

会社以外にも精神的なモラハラ行為をする人がいるのだなと思ったものでした。

大人になってもいじめは終わらない。

「自己愛性人格障害」と言う脳に問題がある人がモラハラと言う行動を起こすとも言われています。

こればっかりは性格を治すと言うこととまた別問題ですので、そばによらない、かかわらないでいる事が出来るのであれば一番良いのですが・・・

係わらないでいられる状況が可能なら良いけど・・・

ママ友、ご近所いじめ、社宅いじめ色々ありますが、ボス的な人間がいると厄介です。

精神的な病に発展するくらいだったら、退職、異動、引っ越しもやむを得ない場合もあるのかなと思います。

精神的に耐えられなくなると、立派な病となります。

たとえば、うつ、神経症、パニック障害・・・

そう言った精神的な状態になると、不眠症や、食欲不振、胃痛で酷くなったら穴が開いてしまったり、ストレスが色々な二次的病気を引き起こします。

まず、免疫がかなり下がってくるので、風邪もひきやすくなる、胃潰瘍になる、慢性頭痛、ストレス過大になり、癌をも引き起こす場合もあります。

モラハラを仕掛けてくる相手は「悪意があって攻撃してくる」と言うことではあるのですが、悪意でさえ、自分ではわからない場合も。

脳の障害・・・本能のようなもの。

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そう言ったモラルハラスメントをする結果、攻撃している行為は自分にとって心地よいと自然に思うようになります。

そのためにはターゲットをどこかにいないか物色しているのです。

職場、ママ友間と書きましたが、最近は夫婦間でも起こっていると聞きます。

おそらく、表立っていないだけで昔からあったと思いますが、暴力ではなく、言葉で自分の妻を攻撃すると言う行為。

昔の妻は何を言われても黙ってついていくしかありませんでした。

今は女性も強くなり、昔よりは働く場所も増えて、自立していける環境になっていると言うことからモラハラが理由で離婚すると言うことも増えてきたようです。

離婚理由は「性格の不一致」「不倫」「暴力」などが上位にあげられていますが、「言葉の暴力」も立派な理由です。

夫婦間のモラハラ的理由で辛い目にあっているなんてどういうことでしょう。

幸せになる為に・・・家族として助け合っていくために一緒になったはずではなかったの?

と、思いますが、やはり夫婦間のモラハラでも本人が気が付いていない「自己愛性人格障害」の成すことなので、性格が直る事は難しいかもしれません。

職場だけに限らないモラハラですが、対策を考えればターゲットにならないで済みそうな場合もあります。

自分に仲良しの味方になる人を見つけると言うこともターゲットにさせない無難な対策だと思います。

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